9 戦闘開始！ ページ9
ーー鬱先生視点
ut「よぉーし、準備はええか！」
kn「おうよ！」
シッマと顔を見合わせて確認する。
ut「おりゃあー！！」
とりあえず俺が走り、隠れている2人を刺激する。
煙幕を発生させ、拳銃で適当に威嚇射撃をする。
そこに透明マントのコネシマがダイブした。
ーーコネシマ視点
…声を出したいところやけどやめとこう。
せっかく透明マントしてるのに危うく声出すところやった…！！
バン！バン！
大先生の銃にフレンドリーファイアしないように気をつけながら、
弓を絞っていて隙だらけのロボロの両腕の風船を割る。
ーーシャオロン視点
sha「ロボロ？！大丈夫か？！」
rb「いや、大丈夫じゃないわ…両腕割られた。多分コネシマが透明マント使ってる。そろそろ効果切れると思う。」
sha「了解…って、大先生発見！！俺行っていい？！」
rb「おお、ええよ。俺はコネさん探しとくし。」
sha「よっしゃあ行くぞ！！」
煙幕も薄れてきてそれぞれの姿が見えやすくなった。
sha「よお！！！大先生！！！！！」
ut「なっ！シャオロン？！？！」
俺はそこらへんにある大きな岩で飛んだり跳ねたりしながら銃の大先生が困るように動く。
ーー鬱先生視点
ut「そんな動いてるからって俺が当てられへんと思ったら大間違いやぁ！！！」
バンバン！！
さっき玉は詰めたばっかりだから持つはずだ…
sha「そんなに打ちまくって大丈夫か？？(にやり)」
ut「はぁ？……あ…」
カシャカシャと弾切れの音がする。
ut「あああああー！！」
俺は逃げ惑う。猫に追いかけられる哀れな鼠のように。
走りながら玉を補充する。
いい距離が取れたところで後ろを振り返ってシャオロンを狙った。
ut「これでもくらえー！！！」
そう叫びながら玉を全弾撃ち、心地のいい音が2発したあと…
ーーショッピ視点
shp「ゾムさん！いまっすよ！シャオロンさんと大先生をやってもいいですか？！」
zm「ええよ！やっちまえ！」
shp「了解です…！」
俺は狙いを定める。
shp「大先生！よくやりましたね！！あとは俺がいただきます！」
ut「えっ？！誰っ？！」
大先生の遥か上の木から声を上げ、シャオさんの残りの風船を割り
ついでに油断している大先生もシャオさんと同じ分だけ割る。
ut「な…ショッピ？！結局いいところとっていきやがって！」
shp「ショッピ君強すぎやろ！！ろぼろー！助けてー！風船無くなってもうたー！」
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作者名：無案のむあん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/muan/
作成日時：2022年8月6日 1時
