機関室勤務の私とツーマンセル！［wrwrd］［zm+shp］ (ページ7)

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7 天真爛漫な策士たちページ7

ht「？！」

驚いた様子のひとらんを横目に、後ろに回り込んでヘルメットの風船と右腕の風船を切る。

zm「そこかっ！」

思った通りマーシャルアーツを繰り出すひとらん。

それを軽やかにかわす。それと同時にマントの効果が切れた。

あとは後方に下がるだけだと一心不乱に後ろに下がった。

ーショッピ視点ー

ゾムさんの活躍を眺めていると相対していたオスマンさんが居なくなったことに気づかなかった。

shp「あっ…？！」

os「油断してたな？」

すぐ後ろにオスマンさん。

os「お命ちょうだい致す！めう！」

と、弓を絞り、絶体絶命の俺の頭を狙う。

shp「甘いっすよ！」

と、俺は立っていた木の枝に捕まり、逆上がりをし、オスマンさんを蹴飛ばそうとする。

os「おおっと。あぶね。」

shp「チッ」

今度こそは、と俺は木を滑り降り、銃を乱射する。

os「あっ、クソっ！」

今度は当たったようだ。

ーーー実況席

「「「おおっー！」」」

em「今のはショッピ君のファインプレーですね！」

em「それにひとらんらんさんのマーシャルアーツ！すごいですねー！」

cn「Aさんはどう思いますか？自分と同じ部署の仲間が大活躍ですよー？(笑)」

チーノ君から話題を振られる。

『あーっと、えーっと…やっぱり嬉しいですね！…こんなにも活躍してるのを見るのは初めてですし…』

「分かりますー！」「分かる～！」

2人の声が被り、2人は向き合いバチバチと火花を散らす。

『ああっ！！』

ちょうど事に進展があり、気をそらすように大声をあげた。

「「ん？」」

ーー現地［ショッピ視点］

os「でもまー、俺の方が一枚上手みたいだね。じゃあねーめう」

shp「は？」

キョトンとしているとさっき俺らが立っていた木に催涙爆弾の煙が蔓延している。

shp「あっ！くそっ！」

オスマンさんはすでにどこかに行ってしまった。

shp「ゾムさん…すみません。やられました…催涙ガスです…頭の風船割られました…」

zm「あ、おk。今行くわ。ひとらんも逃げたからさ、ちょっとゆっくりしよか。」

ーー［ゾム視点］

２分後…

zm「だいじょーぶか？」

shp「はい。さーせん。お手を煩わせて。」

ショッピ君の催涙が治った。

zm「それよりも…オスマンの風船、何個割った？」

shp「胸の一個です。」

zm「おkありがと。アイツらのアイテム、結構消費させたよな？」

shp「ええ、上手く行ったと思います。
…ここに誰か来る前に場所、移動しましょうか。」