6 戦闘は突然に ページ6
ーショッピ視点ー
zm「よっしゃー頑張るぞー」
shp「ま、ほどほどに頑張りましょ。」
2人は軍内でも強いことで有名な2人だ。
zm「俺が剣を選んだのも、周りの奴らが弓と銃はやめてくれってブーイングしてきたからやしな…」
shp「まぁ、任してくださいよ！俺がスコープ付きショットガンで一発っすよ。前線は任せましたよ」
zm「任しとけ！俺がマントと煙幕貰うで」
shp「ええ、どうぞ。俺がレーダー使って索敵するので、発見したら無線で知らせますわ。」
そういい2人が別れようとした時だった。
ht「…マンちゃーん！見つけた！！」
os「どこの奴や？！」
ht「…ゾムショピ！2人とも居るよ！」
os「りょーかい、任せろ…」
爛漫チームの声が木々をすり抜け、聞こえてきた。
ーーーー実況席
cn「おおっと！これは！開始早々５分で接敵したのは爛漫チームと機関室チーム！機関室チームはショッピしか気づいていない様子だァ！」
em「…爛漫チームは2人とも長距離武器ですからね。確実に不利なはずなのですが…なぜか射程の長いショットガンのひとらんらんさんが索敵しているようですね…」
私は2人の解説が完璧すぎて何も喋れずに1人黙って機関室チームが勝つことを祈っている…しか出来なかった。
現地 ーショッピ視点ー
離れようとしているゾムさんを呼び止めようとした時…
《シュンっ》
オスマンさんの弓が飛んでくる。すかさず身を交わした。
os「チッ…外したか。」
外したことを悔やむ声が風にのり、聞こえる。
声が聞こえることからかなり近くに居ることが分かる。
shp「ゾムさん」
無線で小声で伝える。
zm「分かっとる…！」
ゾムさんは姿勢を低くし、パーカーの保護色を上手く使いながら地上で爛漫の2人を探している。
俺は後ろの高い木の上に登るとゾムさんに指示を出しながらスコープで弓のオスマンさんを狙う。
shp「俺の方は気にしないでください！弓では届かない範囲にいるんで！レーダーの情報とかは提供するんで！あとは任せました！」
zm「了解…頑張る。出来れば援護をお願いしたいなぁー？」
shp「……はいはい、やります。」
ーゾム視点ー
ひとらんを捉えはしたんだけどな…
…こんな時にマントだな。
…アイツは瞬発力ヤバイからな…
zm「風船を割るのは一回には１個が限界だ！許せっー！」
shp「やっちゃってください。援護します。」
マントを羽織り、走り出す。それと同時にショッピ君の威嚇発砲が聞こえる…
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作者名：無案のむあん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/muan/
作成日時：2022年8月6日 1時
