12 最凶と最狂 ページ12
ーーオスマン 視点
os「なあ、らんらん！あっちでドンパチやってるで！行こうやあ！」
ht「ええっ、うーん…」
走っている途中に見かけたのはゲームオーバーと書かれたタスキをしたシッマと
そこに向かう、同じくゲームオーバーのタスキをした鬱だ。
os「なんや、お前らもう終わったんか？」
そう問うと鬱が前髪で顔を隠しながら
ut「……死人に口なしやぞ。」
kn「んなキレんでも…wまあ、俺らも頑張ったちゅう事や！」
ht「頑張ったねシッマ。」
kn「おう、ありがと、らんらん。」
「「まあ…俺らがグルッペンもトントンもショッピ君もゾムもやったるけどな！！」」
ut「まあがんばれよ。ゾムショピはなんかAちゃんのおかげ？か心なしか前より強い気がするんや…」
ht「ふーん、まあ俺らが狙ってるのはグルッペンだし。」
os「何言っとんねん。俺らの目標は優勝めう！」
ht「まあまあ、そうだね…(微笑)」
ーー トントン 視点
tn「ショッピぃー！そこおんの分かってんでーゾムもー」
gr「んなこと言って出てくるのか？ホントに。」
ーー ショッピ 視点
shp「あ…位置バレしたかもです…すんません…レーダー使ってます、たぶん。」
zm「まあじゃあしゃーない。」
shp「あっ！」
zm「今度はなんやねん」
shp「オスマンさんとひとらんらんさんが俺らと逆方向から来てます」
shp「煙幕でグルトンの方に誘導していいですか？」
zm「…ええで。やったれ！」
俺は実況席の映像を撮っているドローンに向かってかっこよく煙幕瓶のキャップを開けた。
ちょっとぐらいカッコつけたってええやんな！
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作者名：無案のむあん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/muan/
作成日時：2022年8月6日 1時
