機関室勤務の私とツーマンセル！［wrwrd］［zm+shp］ (ページ1)

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１アットホームな職場（？）ページ1

tn「おー、おつかれー、よおやってくれたわこんな仕事。俺やったらやりたくもねぇわ。」

『あっ、トントンさん！お疲れ様です！』

ショッピ君の煽りを受けながら仕事をしているとトントンさんが機関室にやって来た。

tn「ほら、差し入れやで。オスマンから。
仕事ついでに下町のケーキ屋に行ってきたらしいわ。」

『ありがとうございます！』

tn「おう。ほな頑張りやー」

トントンさんが退出すると同時にドアの方で声がした。

tn「おぉっ、グルッペン？！どしたんや？！」

gr「新設した機関室の様子を見にきたゾ！こんなんでも俺が責任者なんやから。あ、ちょーどいいところに！A！ほらこっち来い！」

『はっ…？』

gr「ええから！」

と廊下の方まで連れてこられるとグルさんはドアを閉めた。

ドアを閉めたのはここのリーダーのゾムさんに聞こえないようにするためだろうか？

gr「どうや、機関室は。順調か？アットホームな職場か？…ゾムに左右されずにお前の意見が聞きたい。」

『え…ええ、まあそれなりには。』

gr「それなりってなんやねん。まあええわ。
機関室は俺らが大事の時に上手く動けるようにする為の準備係だからな。よろしく頼むぞ！」

『はい、ご期待に添えられますよう頑張ります！』

gr「期待してるゾ！」

少しヒールのついたブーツをコツコツ鳴らしながら

トントンさんと一緒に総統室の方へ歩いて行った。

グルさんはこの地方の軍の支部のリーダー。

私からしたら上司を超えて社長…みたいな？

トントンさんはグルさんの右腕となる書記長。

オスマンさんは私にとって友達のような関係だ。

グルさんの左腕に近い存在なのに、お菓子をよく差し入れしてくれる人だ。

そもそも機関室は半年前に発足された新機関の事でメンバーは私とゾムさん、ショッピ君の３人。

業務内容は資料の整理や資料の製作など今のところは

つまらない仕事だが、2人のおかげで楽しくやれている。

ショッピ君は私より年下ではあるが…位は上。

ゾムさんと同じ位なのだ。

…噂によると私以外のここを出入りしている１２人は全員top１２の人達だとか…

全員と喋った事はあるけれどそれ以来会っていない人も居て、近寄りがたい人沢山いるのだ。

つまり名前もあまり知らないし、その人個人についてもあまり分かっていない。

…仕事仲間のゾムさんやショッピ君もあまり個人については私は知らないのだ。

…同じ職場の人だし、もっと彼らと仲良くしたいと思うのだけど…