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ここが【あっちの世界】か
魔術を使うとき自分のモノをなにか生贄にしなければならない
普通の魔術なら一瞬で生贄に捧げられるが人を生き返らす魔術はそれなりの代償が必要になる
そういう魔術を【Ｂ級】魔術という
人を生き返らすのがB級？って思うでしょ
A級魔術は地球を消したり太陽もう一つ作ったりとかのレベルだからね
『悪魔はどこにいるの？悪魔に生贄を捧ぐんじゃないの？』
返事がない
おかしいな
この世界には悪魔がいて悪魔に生贄を捧げて現実世界に戻るはずなんだけど
『どこにいるの？時間がないの！早く出て来てよ！』
《うるさい小娘》
『悪魔なの？！』
《そう悪魔だよ。一旦落ち着け耳が痛いぞ》
『それはすみません。ところで姿が見えないけどどこにいるの？』
初めて魔術を使うから捧げ方がわからないんだけど
悪魔に出てきてもらわなきゃ困る
《悪魔はご主人に姿を見せることができるのはご主人にが死ぬときだけだ。今お前の前に出たらお前死ぬぞ》
『知らなかった』
《初めてだもんな。それで？生贄は本当にそれでいいのか？ガチで？全部最初からだよ？》
『これでいいの。この魔術はこれぐらいの代償が必要でしょう？』
B級魔術はまず絶対寿命が削られる
あともう一つ代償が必要
《交渉するよ。貴方はあの人たちを生き返らすために自分の寿命と、、、あの人たちの記憶でいいの？》
『いいよ』
《わかったよ。バイバイご主人》
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作者名：TEREM | 作成日時：2023年7月20日 14時
