復讐劇ラストショー【d!】【^ら^】 (ページ28)

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…こいつ

『お前…酔ったな？』

gr「ヌ？」
「酔ってなんか無いゾ」

ブランデーの度数ってそこまで高く無いはずだが…

『ブランデーの度数って30くらいか？』

「ブランデーは37から50度程に御座います
お客様が召し上がれたのは32…位です」

『そうか…取り敢えず支払いを済ませるか…』

「お会計はこちらになります」

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『ほら、帰んぞ』

gr「やだ」

『しゃがむなぁ…歩け』

gr「嫌や」
「まだそんなに時間経ってないんだゾ」ｲﾔｲﾔ

めんどくさい…次は度数の確認をしてから飲ませるか

『どうしたら歩いてくれる？』

gr「…ん」

『ハグか？』

両腕を広げこちらを見上げてくるのでハグをしつつ立たせる

gr 「ﾝﾊwあ"ーーーー…ぬく」

『くすぐったい』

首に頭をぐりぐりしてくる

『ｯ…お前』

gr 「ん〜？」

ｶﾞﾘｯ

首元に不思議な感覚がした

…これは…噛まれた？

離れたグルッペンの口が街灯でてらついていた

それを乱雑に拭っている

『おいバカ』

gr「馬鹿とはなんだこのやろ」

眠そうに目をしばしばさせている

gr「ふわふわする」

『はいはい』

スタスタと歩いてくれないんでグルッペンを抱える

…うとうとしやがって

gr「ん"〜…ﾝﾝ…」

『寝やがった』

このやろ

『なにニヤニヤしてんだよ…幼児め』

酒のせいか頬がほんのり赤くなっている

眼鏡の下は幸せそうに笑い寝ていた

後日、朝からグルッペンはご機嫌で

Aはグルッペンにつけられた噛み跡をネチネチ周りにネタにされグルッペンを睨んでいた

『おい馬鹿、書類しゃんとしろや』

gr「ん〜？今やってるが？」
「なんや八つ当たりか？珍しい」

『くｯそがｯｯ！！』

tn「(こっわ…())」